スイングトレードのやり方

昨日も紹介したとおり、スイングトレードは、

「FXでガンガン稼ぎたい！」

「トレーダーになって、自分自身の力で取引したい」

「だけど忙しくて、常にチャートを監視するのは難しい」

と思っているあなたにピッタリの方法です。

早速、そのやり方を見ていきましょう。

スイングトレードでは、ポジションを数日から数週間保有します。

通貨ペアや相場状況にもよるものの、1回のトレードで狙う利益は100〜500pips程度です。

相場全体を把握する際は月足や日足を、エントリーのタイミングをはかる際は4時間足や1時間足を使います。

しかしスイングトレードとはあくまで「数日から数週間ポジションを保有するトレードスタイル」を指す言葉で、決められたやり方があるわけではないんです。

エントリーや決済のルールは、自分で自由に決められます。

例えば、「移動平均線」と呼ばれる2本のラインの交差（ゴールデンクロス・デッドクロス）でエントリーしたり……。

「ボリンジャーバンド」と呼ばれる上下のラインにタッチしたらエントリーしたりするなど、どのように売買するかはトレーダー次第です。

このようにローソク足やチャート上に表示させたラインなどをもとにトレードする方法を「テクニカル分析」といいます。

スイングトレードには、テクニカル分析の知識がほぼ必須なんです。

代表的なテクニカル分析については今後も配信していきますが、少しでも早く学びたい方は、テクニカル分析について学べるサイト「テクニカルブック」を覗いてみてくださいね。

スイングトレードの注意点

テクニカル分析を学べば、FXだけではなく、株式や仮想通貨などにも応用できます。

しかしテクニカル分析の知識と技術は、簡単に身につくものではありません。

正しい知識を身につけ、それを実際のトレードで活用し、安定して勝てるようになるまではそれなりに時間がかかります。

エントリーから決済まで自分で判断しなければならない点に、プレッシャーを感じる人もいるかもしれませんね。

それでも前回も解説したとおり、「自分で稼ぐ力」が身につくのは、スワップ運用や自動売買にはない大きなメリットです。

苦労する分、一生使えるスキルを習得できますよ。

FXを始めて、いざチャートを見てみると、その中に図のような大きい穴を見つけるかもしれません。

この空間を「窓」といい、為替レートが一気に変動したことを示しています。

この窓が生じやすいのは、週明けの月曜日。

実は私たちがトレードできるのは平日だけですが、土日も一部の市場で為替は取引されています。

そのため土日の間に大口の注文が入ったり、為替レートに影響するような大きなニュースがあったりすると、月曜朝のチャートに窓が生じるんです。

時には100pips以上の大きな窓が開くこともあるので、トレーダーの中には「週を跨いだ取引はしない」と決めている人もいます。

そうはいっても、窓開けを過度に怖がる必要はありません！

100pips以上の窓が開くのは稀ですし、数百pipsの利益を狙うスイングトレードでは、数十pipsの窓が開いても大きな影響はないでしょう。

「月曜には窓開けがあるかも」という点だけ覚えておけば、大丈夫ですよ。

ポジションの保有期間は、トレードチャンスの回数にも影響します。

例えば図のような上昇相場において、デイトレードなら上昇の間にある小さな下降で、売りの利益も得られるでしょう。

しかしスイングトレードでは、この間ずっと買いのポジションを保有し続けることになります。

しかもデイトレードでは一度チャンスを逃しても、翌日に再チャレンジが可能です。

一方スイングトレードでは、次のエントリーは数日から数週間後になるかもしれません。

つまり同じ期間内で比較すると、デイトレードのほうがトータルでは多く稼げます。

しかしトレード中は、ほぼチャートにつきっきりになるデメリットを忘れずに。

スイングトレードは保有期間が長いからこそ、チャートに張り付く必要がなく、兼業しやすいのがメリットでしたよね。

忙しくてチャートを見る時間のない人には、やはりスイングトレードがオススメです。

明日は、そんなスイングトレードのメリットを最大限活かせるFX会社について紹介します。

現在お得なキャンペーンも実施中なので、口座開設済みの方もこれから開設する方も、ぜひチェックしてくださいね！