•   値動きの大きいビットコインでFXが!?
  •   日毎に手数料発生→短期での取引推奨
  •   FXではビットコインを決済で使用できない
レバレッジ取引の特徴

最近注目を浴びている仮想通貨取引の中に、証拠金取引があります。すなわち、FXの要領で仮想通貨を取引するのです。

これには以下のような特徴があります。

1.ビットコイン自体を保有できない

通常の取引では、円を支払うことでその分のビットコインを受け取ることができます。

これは売って利益を得ることも店舗で使用することも送金に利用することもすべて可能です。

対してレバレッジ取引では、取引の最終的な結果のみ残高に反映されます。

例えば4万円でビットコインを購入し、これを5万円で売却した場合、結果として出た1万円の分のみ資金移動が発生することになります。(これを差額決済と呼びます)

ビットコインを実際に保有しているわけではないので、送金や決済に使用することはできません。

2.手元資金より多額の取引が可能

【取引例】

・口座残高:10万円、1BTC=100万円
⇒この状態でビットコインを1BTC(100万円分)購入する
・1BTC=120万円になった段階で売却
⇒この時点で利益は20万円

手元資金10万円に対して100万円分の取引ができるということがレバレッジ取引の特徴です。取引額は手元資金の10倍であり、この倍率のことを「レバレッジ」と呼びます。

レバレッジ取引の注意点

レバレッジ取引の注意点は、主に三点あります。

1.リスクが大きい

レバレッジ取引は確かにハイリターンが期待できる投資ですが、その分リスクも大きいものになります。

また、ビットコインは取引人数も少なく変動幅が大きいため、通常のFXよりもハイリスクな取引になります

例えば10万円で買ったビットコインが8万円に下落したとします。(20%の下落)
そうすると、
・10万円分買った方→2万円の含み損
・50万円分買った方→10万円の含み損
となります。

超ハイリスクの投資になりますので、必ず余剰資金での取引に留めておくことを推奨します。

2.手数料が高い

レバレッジ取引における手数料は、主要な取引所は1日当たり0.04%となります。1日ごとに手数料が加算されるので、取引期間が伸びるほど手数料が収益を削っていきます。

もしレバレッジ取引を行う場合は短期トレードになると考えておいてください。

3.仮想通貨での送金・決済ができない

ビットコインで買い物をする、ビットコインを他の仮想通貨に交換する、ビットコインを送金するなど、通貨としての使用は一切できません。

実際に仮想通貨を保有しているわけではないからです。

あくまで利益を求めるだけのものである、ということは頭に入れておいてください。

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