・新規か / 決済か
・売るか / 買うか
FXでは上記のシーンで注文を行います。
今回は注文の具体的な方法について詳しく見ていきましょう。
成り行き / 指値 / 逆指値
FXには3種類の注文方法があります。
それぞれどんな注文方法なのか、解説します。
成り行き
値段を指定せず、現在のレートで注文する方法です。
売買が成立したときの値段は、取引相手の価格によって決まります。
指値
現在レートよりも良いレートで注文する方法です。
買い注文の良いレートとは、現在レートよりも低いレートのこと、売り注文の良いレートとは、現在レートよりも高いレートのことを指します。
◇新規注文での使い方
現在150円だから、148円まで下がったら買おう!
この場合、現在のレートよりも安いタイミングで取引が成立するためお買い得です。
◇決済注文での使い方
現在148円だから、152円まで上がったら売ろう!
こちらも、現在のレートよりも高いタイミングで取引が成立するためお買い得です。
現在150円だから、148円まで下がったら買おう!
この場合、現在のレートよりも安いタイミングで取引が成立するためお買い得です。
◇決済注文での使い方
現在148円だから、152円まで上がったら売ろう!
こちらも、現在のレートよりも高いタイミングで取引が成立するためお買い得です。
逆指値
指値とは逆に、現在レートよりも悪いレートで注文する方法です。
買い注文の悪いレートとは、現在レートよりも高いレートのこと、売り注文の悪いレートとは、現在レートよりも低いレートのことを指します。
◇新規注文での使い方
現在150円だけど、149円まで下がったら売ろう!
149円の売り注文がたくさんある場合、149円を超えたら一気に値段が下がることが予想されます。
そのため、値段が安くなる直前に売りポジションを保有しておこうという手法です。
下がる直前の値段で売りポジションを保有し、安くなったタイミングで買い決済(利確)すれば利益を出すことができます。
◇決済注文での使い方
現在150円で買ったけど、148円になったら売ろう!
こちらは損切りの場合に使用します。
市場が思ったように動かなかった場合、傷が浅いうちに損切りすることも重要です。
現在150円だけど、149円まで下がったら売ろう!
149円の売り注文がたくさんある場合、149円を超えたら一気に値段が下がることが予想されます。
そのため、値段が安くなる直前に売りポジションを保有しておこうという手法です。
下がる直前の値段で売りポジションを保有し、安くなったタイミングで買い決済(利確)すれば利益を出すことができます。
◇決済注文での使い方
現在150円で買ったけど、148円になったら売ろう!
こちらは損切りの場合に使用します。
市場が思ったように動かなかった場合、傷が浅いうちに損切りすることも重要です。
スリッページ設定
FX会社によってはスリッページ幅を予め設定することができます。
約定を優先したい場合、スリッページ幅は広く設定しましょう。
逆に、価格を優先したい場合にはスリッページ幅を狭く設定するのがおすすめです。