スリッページとは

市場が活発でない時間帯や、価格変動が大きい場合、注文した価格と実際に約定した価格との間に差異が生じることがあります。
この価格の差異をスリッページといいます。

スリッページの例

例えば、1ドル = 150.0円のレートで1,000ドルを買おうとした場合、

注文:150.0円
注文処理中に、レートが150.5円に上がる。
結果:150.5円で約定

実際の取引は1ドル = 150.5円で行われたため
スリッページは0.5円/ドル

このように注文した価格と、約定した価格が異なることがあります。

スリッページへの対策

許容できる最大の価格を考慮しておく

意図しない価格で約定されないためには、許容可能な最大価格を考慮して注文することが重要です。
FX会社によっては注文時に許容できるスリッページの範囲を設定することもできます。
自分の利用したいFX会社が設定可能かどうか、事前に確認しておきましょう。

流動性の低い通貨ペアや時間帯を避ける

流動性とは、通貨が市場に出回る数のことで、出回りが多い状態を流動性が高い、少ない状態を流動性が低いといいます。

人気の通貨ペアなど流動性の高い市場では多くの売買注文が存在するため、価格の変動が少なくなります。

一方、人気のない通貨ペアは、取引量が少なく、市場における売り手と買い手の数が限られています。
そのため、注文時した際、すぐに通貨を交換できる相手を見つけるのが難しく、結果として希望価格と異なる価格で取引が成立することがあります。

流動性の低い通貨ペアの例
・ノルウェークローネ/米ドル (NOK/USD)
・南アフリカランド/日本円 (ZAR/JPY)
・トルコリラ/米ドル (TRY/USD)
・ハンガリーフォリント/ユーロ (HUF/EUR)  など

朝早い時間帯など市場の参加者が少ない時も同様です。
参加者が少ない=取引量も少ないので、注文に対して即座に交換相手が見つからないことがあります。
これにより、注文価格から離れた価格で取引が成立することがあり、これがスリッページの原因となるのです。

意図しないスリッページを避けるためにも、始めは取引している人が多い通貨や時間帯を選ぶようにしましょう。

指標発表時などの大きな値動きが起こるときに取引をしない

経済指標の発表時など、重要なニュースがあるときは、短時間で通貨の価格が大きく変動する可能性が高いです。
この場合、市場に十分な売買注文がないため、市場の流動性が一時的に低下し、注文した価格で取引が成立しにくくなります。
特に、予想外の指標結果が発表されると、一気に価格が動き、予期しない損失を被る確率が上がります。
そのため、大きな値動きが予想される時に、取引を控えることがおすすめです。

スリッページを完全に避けることは難しいですが、対策により影響を少なくすることは可能です。
スリッページが起こりやすい状況を避け、取引するように心がけましょう。

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