通貨ペアの売り買い

通貨ペアとは?

通貨ペアは、2つの通貨の組み合わせを言います。

通貨ペアの組み合わせ

ドルと円のペアを一般的に「ドル円」と表します。

また、通貨コードと呼ばれる3文字のアルファベットで表すこともあり、ドルはUSD、円はJPYとなっています。

USDJPY=ドル円と表すことができるので、会話や文章で表現する際など、状況によって使い分けていきます。

通貨ペアの強弱

通貨ペアとは、2つの通貨の強弱関係を表しています。

為替相場に合わせて「買い」と「売り」を使い分け

ドルが買われていれば、ドル円チャートは上がります。逆に、ドルが買われなくても円が売られれば、ドル円チャートは上がります。

ドルが売られれば、ドル円チャートは下がります。逆に、ドルが売られなくても円が買われれば、ドル円チャートは下がります。

察しの良い方はわかっているかもしれませんが、2つの通貨のうち、先に記載されている通貨を軸にチャートが表示されています。

ドル円であるなら、先に記載されているのはドルですので、ドル高になればドル円チャートは上がり、ドル安になればドル円チャートは下がります。

つまりその逆であれば、円高になればドル円チャートは下がり、円安に慣ればドル円チャートは上がるということです。

こういったチャートの仕組みをしっかりと理解することで、挫折することなく学習していけると思います。

取引額は「ロット」単位で行う!

FXにおいていくらの取引をするかの表し方は、「100万円」や「1万ドル」のような表現はしません。

どのように表すかというと、「ロット」です。

日本のFX会社では、通常1ロット=1万通貨となっています。

ここで出てきた通貨という単位ですが、これは通貨ペアによって売買通貨が変わるためにこのような表現方法をしています。

例えば、ドル円であれば1万ドルを売るか買うかとなり、ユーロドルであれば、1万ユーロを売るか買うか、となります。

ドル円であれば、「ドル」

ユーロドルであれば、「ユーロ」

ポンドドルであれば、「ポンド」というように、通貨ペアのシンボルの先に表記されている通貨が軸となり、その軸となる通貨を買ったり、売ったりすることになります。

ユーロドルを1ロット買うという場合は、1万ユーロを買ってドルを売っているということになります。

FXでは売りから入ることができる!

実社会で物を買ったり売ったりする際、一番最初に行うのは「買う」という行動だと思います。

それが例え投資だったとしても、株を買う、不動産を買う、債権を買うといったように、買いから入りますよね?

しかし、FXでは始めに「売り」から入ることができます。

なぜ、売りから入ることができるのか、株で言う空売りとはどう違うのかを説明していきます!

FXでは買うことをロング、売ることをショートと言います。

売りから入ることができると聞くと、先物取引のような、「空売り」を想像するかもしれませんが、厳密に言うとFXの場合は空売りとは違います。

FXの「買い」や「売り」というのは、「証拠金を担保に売ることができる」ということです。

逆に言うと、「買い」も証拠金を担保に取引を行います。

そのため、自分の口座に円を入金していたからといって、円でドルやユーロを買っているわけではありません。

自分の入金した資金を担保に取引を行うため、「買い」も「売り」も同じ手続きで取引を行うことができるのです。

「米ドル/円を買う」=米ドルを買い、円を売る

外貨預金などの場合は、自分の持っている円を使って米ドルや、ユーロなどの別の通貨を買うということになるので、買う通貨の名前のみが記載されています。

ところが、FXの場合所持していない通貨を売るということが可能なので、必ず買う2つの通貨の表記がなされているのです。
FXでは、米ドルを買うという行為は、米ドルを買い/円を売るということになるのです。

少しイメージのしにくいことだと思いますが、私たちが円を支払って米ドルを買うという行為は、その相手からすると米ドルを払って、円を買うということになるのです。

つまり、FXでは米ドルを買う時に円だけではなく米ドルやカナダドルで買うということが可能なのです。

ここまでの説明が分かるとFXでは必ず通貨ペアを選択して売買をするということがすんなり理解してもらえると思います。

「米ドル/円を売る」の場合はどうなる?

この場合も考えてみましょう。

この場合も上で説明した法則と同じく、米ドルを売って円を買うということになります。
例えば、米ドル/円のレートが下がりそうだと予測した場合、円を買っておいた方が良いということです。

この行為ももちろん、米ドル/円の売りをするという事になります。
いかがでしたでしょうか?
はじめのうちはイメージが湧きにくいですが、

 「米ドル/円」のレートが上りそうなとき→「米ドル/円を買う」 = 円を売る

「米ドル/円」のレートが下がりそうなとき

→「米ドル/円を売る」 = 円を買う

これだけは、頭に入れておいてください!

もし分からなくなったときは、今回の説明をもう一度ゆっくり読んでみてください。 何度も読み返していくうちにしっかりと理解ができると思います。