約定力とスリッページも大事!
そもそも約定力(やくじょうりょく)って?
まず「約定」というのは、買い注文や売り注文が成立することを指します。
その力のことを約定力・・?
普通に注文したら受け付けてくれないの?
という疑問になりますよね。
初心者の方にはわかりづらいかと思うので、具体例をあげます。
例えば、あなたが「ドル円レートが120円まで上がったら売る」という利益確定の売り注文を入れていたとします。
じわじわと狙い通り119円まで上がってきて、売り注文が成立するまでもうすぐです。
しかしこの状態から予測できるのは、今まで119円以下で買っていた他の人たちも120円まで上がったらいったん下がるだろうと、売り注文が並んでいる状態ということです。
このタイミングで重要な経済発表などがあり、一瞬だけ120円を超えましたが、案の定、利益確定の売りも殺到してしまったため、数十秒後には元の119円まで戻ってしまいました。
本来であれば、あなたが保有しているポジションも決済されて、利益が確定できるはずなのですが・・
約定力の低いFX業者の場合は、このときの売り注文の決済ができず、何もなかったかのように120円の売り注文が残っているだけ、という状態になってしまうことがあるのです。
約定力の高い業者であれば、このようなケースでも無事に利益確定の決済ができるという、この大きな違いが約定力の違いです。
そもそも約定力はなぜ差がつくのか?については専門的な知識や見解がいろいろあるため難しいのですが、一般的にはFX業者のシステム投資(サーバーや回線設備など)が影響していると言われています。
自信のあるFX業者では、この約定実績(過去数年間で、99%注文に対して約定に成功しています!)という内容を公開されていたり、第三者機関に調査を依頼し、結果を発表している業者もあります。
つまり約定力とは、「お客様の意図したタイミング、価格で取引を実現する力」のことを言います。
これが著しく低いと、結局コストが高いこととも変わらないのですが、違いが分かりづらいため、「見えないコスト」とも呼ばれています。
スリッページとは?
これも先ほどと同じように、具体例をあげます。
あなたが110円で買ったドル円のポジションを持っており、現在のレートは108円30銭だとします。
さすがに108円まで下がるなら、108円で損切りをしようと考えているとします。
このときにアメリカで重要な経済指標の数値が、市場予想によりも大きくネガティブな数値だったとします。
その瞬間から市場全体が一斉にドル円を売り始めてしまい、あっというまに107円50銭まで下がってしまいました。
こんなときのために108円で損切注文をしておいてよかったとFX業者の管理画面にログインしてみると・・
108円で損切りされてるはずが、107円80銭での損切注文が約定しています!
このように相場の売買が急激に活発になったり、激しい値動きをした時に、約定レートがずれてしまうことを「スリッページ」といいます。
このページで紹介した「約定力」と「スリッページ」は非常に重要です。
しかし「スプレッド0.3銭!」などというわかりやすい謳い文句と違い、実際どうなのかがわかりづらいものとなっております。
それゆえに、インターネット上のリアルな口コミなど実際に使っているユーザー目線で、指標発表時にきちんと約定することができたかなどの情報を確認することが大事と言えます。
「そんな、、FX業者の数もたくさんあるのに・・口コミを見て回るなんて・・」
もちろん、大変です!
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