ローソク足ってなに?
ローソク足を含めたチャートの見方
ローソク足とは、株式相場、外国為替相場、金相場などの相場の値動きを時系列に沿って図表として表す手法の一つです。形状が「ローソク」に似ていることで「ローソク足」と呼ばれています。
ローソク足チャートの「ローソク」とは、1日、1週間、1ヶ月、1年間という期間中の 四本値(よんほんね)を形で表したものをいいます
始値 | その日(週・月など)の最初に提示されたレート |
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終値 | その日(週・月など)の最後に提示されたレート |
高値 | その日(週・月など)の中でもっとも高い値段で提示されたレート |
安値 | その日(週・月など)の中でもっとも安い値段で提示されたレート |
ローソク足はとてもシンプルですが、この中にたくさんの情報が詰め込まれていますので、まずはこのローソク足の見方を覚えましょう。
ローソク足の見方
「ローソク足」は1本で始値(はじめね)・終値(おわりね)、高値・安値を表しているため一目で為替レートの値動きが分かる優れモノです。
ローソク足は一定時間が経過すると次々と生成されていきます。
5分足(ごふんあし)であるならば、5分で1つのローソク足が生成されます。
ですので1時間で12本、24時間で288本が生成されることになります。
同じように、30分足であれば、1時間で2本、24時間で48本のローソク足が生成されることになります。
安値、高値、というのは、そのローソク足の時間内で付けた値で最も高かった値と最も安かった値を現しています。
安値、高値は図にあるようにヒゲで表現され、ヒゲの長さによって戻りが強いなどの判断をすることもできます。
そのため、1時間足を見れば、1時間以内にどこから始まり、どこまで上がって下がって、終わったのか、ということがひと目で把握することができるのです。
どの時間足を見ればいいのか
トレードスタイルによって、見る時間足(じかんあし)が変わってきます。
あとで学習しますが、スキャルピングとスイングトレードでは見るべき時間足が違います。
スキャルピングでは、1分で1つのローソク足が生成される1分足、スイングトレードでは1週間で1つのローソク足が生成される週足(しゅうあし)を主に見ます。
もちろん、その他の時間足も全く見なくていいわけでもありませんが、人によっては全く見ないということもありますし、毎日確認するということもありますので、スタイルによっての決まりはありません。