ロスカットってなに?
ロスカット(強制決済)とは
FXはレバレッジという仕組みを利用した取引であるため、投資額に対して最大25倍の取引が可能となります。
予想したとおりに相場が動けば少ない資金でも効率よく利益を生むことが出来ますが、予想に反して相場が動いた場合、損失も大きくなります。
一定の損失が発生した際に、これ以上損失が拡大してしまわないよう強制的に取引を終了させるルール
この仕組みをロスカットといいます。
評価損益(ひょうかそんえき)とは
現時点での価格(時価)で、あなたの資産を評価したときの損益結果です。
「評価する」というのは、時価とポジションの価格との差額を計算することです。
現時点において、あなたのポジションを決済した時のシミュレーション結果です。
ロスカットの目的
ロスカットとは簡単に言えば損切りですが、これはトレーダーを大きな損失から守るための仕組みの1つです。この「ロスカット」を自動的に行なってくれる仕組みを、強制ロスカットと言います。
保有ポジションが強制ロスカットされる目安を「ロスカット比率」と言いますが、このロスカット比率も各社バラバラです。一般的には40%~50%が設定されていて、ロスカット比率50%の場合、100万円保証金を入れてトレード中に大きな相場変動があって、50万円以下になれば強制ロスカットが発生します。
たしかに50万円の損益ですが、急激な変動によって50%以上のリスクが発生する場合もあるため、強制ロスカットすることで、最低限度「トレーダーの資金を守る」仕組みとなっています。
損切りという言葉がネガティブに捉えられていますが、本来は「ロスカット」という言葉は戦略的な要素が強く、考え方を「損切り」ではなく「ロスカット」と考えることで、意識の違いがトレードに良い影響を与えることが多いのです。
引用:サルでも見ればわかるFX図鑑
ロスカット(強制決済)で手数料を取られる!?
ロスカット(強制決済)では、手数料をとられます。
ポジションの決済なので、決済手数料が発生するのはある意味当然です。
しかし 最近は、手数料無料のFX業者が増えています。
なので、ロスカット手数料も無料なところが多くなっています。
気をつけなければないのは手数料無料でも、ロスカット手数料は支払いが発生する業者もあるということです。
レバレッジを高めて短期トレードする人は、ロスカット(強制決済)で手数料が取られない業者を選びましょう。