もともとマイナンバーは「社会保障」や「税関連」、「災害対策」の分野で情報を効率的に管理するために導入されました。
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FXでは2016年から、新規でFX口座を申し込む際にマイナンバーの提示が必要となり、また既に口座を持っている方でも、2018年末までにマイナンバーを提出するように義務付けられていました。
2019年現在では、新規で開設する方も既に持っている方でも、皆マイナンバーを用意しておく必要があるということですね。
※マイナンバーが必要なのであって、マイナンバーカード(プラスチック製)が絶対必要というわけではありません。あくまで、通知カードに記載されているマイナンバーがあれば、必要最低限の準備は整っていることにはなるのですが、マイナンバーカードがあれば今後FXをしていく際に必ず便利なものとなるので、その理由をこれから説明していきます。
なぜFX会社にマイナンバーを申請するの?
FX会社はどのようにマイナンバーを利用しているのでしょうか?
FX会社は金融機関の一つです。
冒頭で挙げた「税関連」の分野で、マイナンバーを利用しています。
私たちがマイナンバーを提出しないと口座開設が出来ないのは、FX会社側もマイナンバーを税務署に提出するよう義務付けられているからです。
提出理由がわからないと、「なんでFX会社がマイナンバーを必要としてるんだろう?」と懐疑的になってしまいがち。
マイナンバーを提出しなければならない理由を知ることで、FX会社は義務に従って公正な運営を目指す企業であり、むしろ提出することで、FXをしたい人々の安全を守っているとも言えます。
勤務先に副業はバレるの?
結論から言いますと、マイナンバーを提出しても勤務先にFX売買の事実や収入が伝わることは一切ありません。マイナンバーは勤務先に副業を通知する仕組みではなく、そのためユーザーがマイナンバーの提出でデメリットを受けることはありません。マイナンバーカードが日本最強な理由
この記事を読んでいる皆さまは、今FXに興味を持ち「さあ!口座開設をしよう!」となっている方が多いかと思います。
手続きはスマホ1台あればほぼ完結するのですが、面倒なのが本人認証。口座開設にあたっては、顔写真の記載されている免許証をアップロードしたり、マイナンバーの提出をしなければならないとうことです。
①顔写真入りのマイナンバーカード(プラスチック製)がある場合
その1枚の表と裏だけを撮影し、画像をアップロードするだけで完了。
②紙製の通知カードしかない場合、
免許証かパスポートが求められます。 もし免許証、パスポートを持っていない場合、保険証、住民票、年金手帳の中からさらに2つ選んで画像をアップロードせねばならず、なにかと面倒です。
こうした本人確認手続きは、FX会社での口座開設だけに限らず、その他の金融サービスでも当然求められるかと思います。
マイナンバーカードは、毎年1回の税金確定申告をオンラインで行う際にも必要になってきます。平成31年(2019年)1月以降は新制度が始まり、税務署に足を運んでID・パスワードを発行してもらえば、マイナンバーカードなしでオンライン申告が一応できるようになりました。
ただ、この制度はあくまでマイナンバーカードが普及するまでの一時的なものとされ、今後どうなるかは不明です。
これまで「税金の申告など全く縁がなかった」という方もFXを始めるとなればそうは言ってられません。
会社から得る給与所得及び退職所得以外の所得が年間合計20万を超えた場合には確定申告が必要になります。
住居の賃貸契約、車の購入・売却など、大きな大きな買い物の際に何かと必要になってくるのが住民票・印鑑証明書の類です。これらを手に入れるために最もオーソドックスな方法は、自身が住民登録している自治体の窓口に行き、数百円の手数料を支払う方法です。
しかし、住民登録している役所が他県にあったり、平日日中に役所に訪れることのできないサラリーマンの方などにとっては非常に面倒な作業となります。
しかし、マイナンバーカードがあると、これら書類をコンビニ・スーパーなどですぐに取得することができます。地元の自治体から最初に郵送されてきた紙のマイナンバーのみが記載された通知カードではダメ。あくまで、プラスチック製のマイナンバーカードを手に入れてからではないといけません。
実際にマイナンバーカードを使って住民票を発行している画像
具体的な発行方法ですが、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなどの大手コンビニなどに設置されているコピー機を使います。
コピー機をよく見ると、マイナンバーカードなどを読み取るための部分があります。操作画面から「行政サービス」などを選択すれば、あとは指示に従ってマイナンバーカードの読み取りなどを行えば、書類がその場で出て来ます。取りに行ったり、後日郵送といったことはありません。
この「コンビニ交付」の受付時間は、原則6時30分~23時00分で、土日祝を問いません。取得できるのは「住民票の写し」「印鑑登録証明書」「住民票記載事項証明書」「各種税証明書」「戸籍証明書」「戸籍の附票の写し」の6つですが、各自治体によって多少異なります。
また書類の種類によって、平日日中だけしか発行できないなどの制限があるため、詳しくは公式サイトなどで確認してください。
マイナンバーのまとめ
FXの口座開設にはマイナンバーが必須となっています。
2019年現在では、既に口座を持っている方でも、追加で提出しなければFX取引をすることが出来ません。
マイナンバーを提出することで、皆さまがデメリットを被ることはなく、むしろ税関係のトラブルを避けるための大事なデータとなります。
さて!「これからFXを始めよう」という皆さまは「なぜマイナンバーカードを取得したほうがいいか」ということを理解できたと思います。