チャートを分析してみよう!
- サポートラインとは
- レジスタンスラインとは
- 実際のチャートの見方
チャートの分析方法
FXを行う上で重要なところは人が意識するポイントです。とはいっても、「人はどこを意識するのか」を理解してなくてはいけないですよね。
それを理解する上でも、サポートラインとレジスタンスラインの二つがありますのでこの機会に覚えましょう!
サポートラインとは
サポートラインとは、下値を支持している「線」のことを指します。どういうものかは、下図をご覧ください。
ローソク足の直近下値の所を平行に結んだ線のことです。
直線で考えるよりその価格帯というように、ゾーンで考えたほうが良いと思います。
価格が下がってきたら、その下値を割らないように相場は反発しようとします。
なぜ、このように一定の価格で買い戻されるような状態になるのか、それは売り意欲に勝る買い意欲が存在する価格だからです。
サポートラインで価格が反発しやすい理由
どうして、サポートラインは、売り意欲に勝る買い意欲が存在するのか、という疑問が生まれますよね。
これは人間の心理状態が非常に強く影響していると言われているのです。
そして、トレーダーは皆サポートラインを認知しています。
サポートラインは常識なのです。
よって、トレーダーであればサポートラインでは反発すると思っているのです。
この、「反発すると思っている」というところが重要です。
なぜ反発するかよりも、サポートラインでは反発すると覚えているのです。
書籍でもネットでもサポートラインでは反発すると言われているので、そう覚えているからサポートライン付近に落ちてきたら買うのです。
レジスタンスライン
レジスタンスラインとは、サポートラインとは対照にローソク足の上値になっている部分を平行線で結んだものになります。
サポートラインの逆と考えてもらえれば大丈夫です。下図をご覧ください。
上の折れ線の高値になっている点を線で結んだものになります。高値同士を平行線で結んだ一本の線のことを指します。
レジスタンスで価格が抵抗を受ける理由
サポートライン同様、多くの人が高値圏ではレジスタンスラインを参考にしてトレンドを意識しています。
上昇トレンドが続いている中で直近の高値のラインとなっているレジスタンスラインのあたりに差し掛かると、反転を狙った新規の売り注文を出したり、買いで入っている人たちが利益を確定させるために売り注文を入れたりします。
この時には一時的に買い圧力より売り圧力が強く働く形になるので反落しやすい一つのポイントになっているのです。
実際のチャートで確認してみよう!
それではサポートライン・レジスタンスラインを実際のチャートに当てはめてみましょう!
下図が実際のドル円チャートに分かりやすく引いたものです。
サポートラインの下抜け、レジスタンスラインの上抜けによってトレンドが形成されているのが分かるかと思います。
二つの線を引くときは、一つ引いたらもう片方も引いてみるといい練習になると思います。
線の値幅の中でどのようにレンジするのか、またどちらかにブレイクした後の動きはトレンドを形成するのか、トレンドを形成したらどのくらいの強さなのかを見てみるといいですよ!
皆さんもチャレンジしてみてくださいね!
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