FXで借金をしてしまう4つのパターン
具体的にロスカットが間に合わず、借金をしてしまうパターンは4パターンあります。
- 相場が急激に動いたとき
- 取引市場が休みの土日に相場が動いたとき
- システムトラブルが起きたとき
- 軍資金作りのため、自分で借金をしたとき
1.相場が急激に動いたとき
急激な相場変動が起きる時は大きな出来事(サブプライムショック、リーマンショック、ギリシャ財政破綻など)が起きた時です。
このような大きな出来事が起きると、多くのトレーダーは損失を避けるか利益を出そうとして、売買の取引が活性化されます。
これにより、一時的に相場が停止したり、変動が急激すぎてロスカットがうまく作動せずに、本来の範囲よりも遅れてしまうことがあります
強制ロスカットが追いつかないほどの急変動は滅多にあることではありませんが、 もはやこういうのは、不意の交通事故と同じようなものです。 最悪の事態を想定してFXをやりましょう。
2.取引市場が休みの土日に相場が動いたとき
FXは平日だと24時間取引出来ますが、土日は主要な取引市場が閉まってしまうから取引ができません。ただ海外では取引が可能なので、その間にも相場が動いています。
だから金曜日の最終的な値と月曜日の最初の値では、大きく値が違っていることがありまするんだ。(窓明けと言う)
通常はさっき書いた通り、世界規模レベルの大きな事件でもない限り、急激に相場が動くことはないが、取引市場が休みの日に大きな事件が起こったら。
月曜日に取引を開始した時点で、すでにロスカットラインを下回っていることもあり得えます。
そのため、土日をまたいでポジションを持たないことで解決することができます。もし土日でポジションを持ち越す場合は、こういうことも起こりえる可能性があることを知っておこう。
3.システムトラブルが起きたとき
ネットを使ってトレードをしている関係上、可能性として1番低いですがシステムトラブルが起こることもあります。
トレードができない間に激しく相場が動いたときは、大きな損失が出てしまうことも・・・
逆に儲けるチャンスを逃がしてしまうこともありえる。
リスク分散という意味でも、利用するFX会社は1つではなく、2つ、3つと複数持っておくことが大切です。
4.軍資金作りのため、自分で借金をしたとき
「FXで借金をしてしまった」という人の大半が自ら借金をして、投資資金にしてしまうというケースです。つまり、FXの取引によって借金になったのではなく、自らお金を借りてきて借金をしたのです。もちろん最初から借金をしてFXを始めた人はいないと思います。
借金をしてしまう人の代表的なパターンとしては、自分の思惑と違った方向にレートが進んでも、いつか戻ると思い損切りをしないまま保有し、強制ロスカットとなり、次こそは負けないと思い追加で入金し、またロスカットになり、追加で入金するというのを繰り返し、そのうち生活費に手を出しそれでも足りなく、ついには借金をしてしまうというものです。
FXをはじめるときは、資金に余裕がある状態で始めましょう。