幸せはお金で手に入るのか
- 幸せのパラドックスって知ってる?
- 幸せの本質はお金ではない
- お金を稼がないほうがいい?
お金を持つと不幸になる。
こんなことを聞いたら信じますか?
「そんなわけがない」と思う人が大半かもしれませんが、「そうかもしれない」と思う珍しい方もいるかも知れませんね。
「事実は小説よりも奇なり」とはよく言ったもので、実は、お金を持つとある段階から幸福度は下がると言われているんです。
では、いくら稼ぐと幸せではなくなるのか、お金を稼ぐとなぜ不幸になってしまうのかお金と幸福度についてお話していきます。
イースタリンの逆説とは?
イースタリンの逆説という言葉を聞いたことはありますか?知らない人も多いかもしれません。
イースタリンの逆説を簡単に説明すると、貧しいときはお金で幸福感は増すが、一定水準に達すると幸福感はあまり変わらない、というものです。
その一定水準とは、7万5千ドルで頭打ちと言われています。約年収800万程ですね。
確かに、年収200万円の人が300万円になれば、間違いなく生活は楽になりますし、幸福度が上がることは容易に想像がつくと思います。
もちろん、300万円の人が400万円になっても、400万円の人が500万円になっても幸福度は上がっていきます。
しかし、200万円から300万円になったときのときの幸福感と、300万円から400万円になったときの幸福感は違いますよね。
そして、人は年収が800万円を超えると幸福感を感じなくなるのです。
では、なぜ人は幸福感を感じなくなってしまうのかを、次で解説していきます!
幸せの本質はお金ではないから
なぜ、年収が800万円を超えるとそれ以上の幸福度を得られないのか、理由は2つあります。
- お金で解決できることがなくなってくる
- 幸福においては人間関係が大事
まず、「お金で解決できることがなくなってくる」では、年収800万円まで来ると、基本的に生きる上ではお金に困ることはありませんし、ある程度の贅沢はできてしまいます。
年に1回海外旅行に行っている人が、年に2回行くようになる場合と、今まで海外に行けなかった人が、年に1回行けるようになるのとでは、どちらが幸せを感じるのか、という話と似ています。
次に、幸福においては人間関係が大事、とはどういうことなのでしょうか。
これは、お金よりも人間関係の充実のほうが幸福に繋がるとわかっています。
しかし、収入が増えれば増えるほどに孤独を好むようになってしまうことも、実験によりわかっています。
つまり、収入が増えると、幸福感をもたらしてくれる人間関係を疎かにしてしまう、ということなんです。
だったらお金を稼げないほうがいいの?
「収入が増えると幸せではなくなってしまうのであれば、稼がないほうがいいじゃないか」
そもそも、年収800万円までは収入の増加によって、幸福度は飛躍的に増加していきます。
こういう考えに至りそうになりますが、これはイースタリーの逆説を知った際に気をつけなくてはいけません。
幸福度が下がってしまうのは、一般的な価値観のままであるからです。
他人よりも幸せになりたいといった相対的な価値観だと、「あいつよりも高い時計を付けたい、高い車を持ちたい」といったような絶対的な幸せではなく、相対的な幸せになってしまいます。
その状態では上には上がいる資本主義では、いつまでも幸せになることはできません。
何の成長も変化もないまま、年収が800万円を超えればイースタリーの逆説通りに幸福は得られないでしょう。
また、人間心理を知らず、収入が増えることで孤独を愛するようになってしまったら、人間関係からの幸福も得られないでしょう。
しかしお金があれば、自分の趣味 家族への貢献 社会還元など収入が低いときには到底することができないことができるようになります。
また、世界の大富豪たちは、自分のためにお金を使うのではなく、財団を立ち上げたり、寄付をしたりと社会に還元しています。
そのように、お金を社会的名声や地位と交換する方が幸福感は得られるとわかっているのです。
つまり、イースタリンの逆説に陥らないためには、お金の使い方を学ぶことと、人間関係を大切にすることが大切である、ということになります。
私達は読者である皆さんに対し、FXを通じて収入を増やしてほしいと考えています。
それと同時にお金が入ってきた後も、今回のイースタリーの逆説のようになるのではなく、幸せになれたほうがいいに決まっています。
そのためには、金銭的なことで心理的影響を受けないようにするには、FXが最適です。
FXを通じて、金銭的な感覚を養うのは賢いやり方だといえます。感覚を養うことができて、利益も出せれば理想的だと思います。