通貨ごとの特徴
メジャー通貨ペア
米ドルやユーロのような流通の多い通貨で、FXの主役です。
流動性が高いので、取引がしやすく、スプレッド(実質取引コスト)も狭いです。
そのため、初心者から上級者まで幅広く取引されています。
・USD/JPY(米ドル/日本円) 2位
・AUD/USD(オーストラリアドル/米ドル) 4位
・GBP/USD(英ポンド/米ドル) 3位
・EUR/JPY(ユーロ/日本円) 8位
・GBP/JPY(英ポンド/日本円) 9位
マイナー通貨ペア
メジャー通貨と比較すると認知度の低い通貨ペアも含まれています。
しかし、ボラティリティ(価格変動の度合い)が高く、一部のトレーダーの間で人気です。
メジャー通貨ペアとは異なり、流動性はそこまで高くありませんが、取引量はそこそこ多いです。
・EUR/AUD(ユーロ/オーストラリアドル)
・EUR/GBP(ユーロ/英ポンド)
エキゾチック通貨ペア
あまり一般的じゃない通貨も含まれています。
流動性が低くスプレッドも広いため、値動きが激しくリスクも高いです。
しかし、その分リターンも大きくなります。
・EUR/TRY(ユーロ/トルコリラ)
・USD/HKD(米ドル/香港ドル)
・USD/SGD(米ドル/シンガポールドル)
始めはクロス円通貨で取引をする
クロス円とは、ドル円のように右側が円の通貨です。
例)ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円など
クロス円以外の通貨は情報収集がしにくいため、なぜ上がったのか、なぜ下がったのか、の要因をつかみにくいです。
また、ユーロドルなどメジャー通貨ペアであっても、対円ではないため計算がややこしくなります。
円は値動きの予想が立てやすく、計算もしやすいため、まずはクロス円通貨で取引してみることをおすすめします。