FXのリスク
FXではレバレッジを高くすれば利益は大きくなりますが、同時に損失額も大きくなります。
仮に、高レバレッジで相場が急変動した場合、証拠金以上の損失が出る可能性もあります。
ロスカットとマージンコール
ここで以前も少し解説した、ロスカットという投資家を守るための仕組みをもう少し詳しく説明します。
FXである程度損が出た場合に強制的に損を確定させる仕組みをロスカットと言います。
例えば1ドル=100円で買った場合、1ドルが100円以下になると含み損が発生します。
そこから更に相場が下がると、FX会社から投資家に不足の証拠金を求めるマージンコールが発生します。
マージンコールにも対応せずに更に相場が下がると強制ロスカットが起こり、損が確定します。
証拠金以上の損失が出る場合と対処法
ロスカットの場合は、証拠金の範囲内で損が確定するので、借金を背負うということはありません。
しかし、万が一相場が急変してロスカットが間に合わなかった場合、証拠金以上に損が膨らむ可能性もあります。
ただ、これはレバレッジを高くかけすぎた場合に起こるため、リスク管理を徹底することで危険を回避することができます。
そのため、予めレバレッジを低く設定する、損切りのラインを決めておくなど、資金を守るためのルールを決めておくことが重要です。