スキャルピングって?

スキャルピングという言葉の本来の意味は、「うすく皮を剥ぐ」という意味です。

このようなFXの取引手法ということで、「1回あたりの取引では1銭、2銭という薄い利益を、何回も何回も積み重ねることで、最終的にまとまった額の利益を出す取引手法のことをスキャルピング」といいます。

しかし、FXの取引に慣れている人たちの中では、スキャルピングによる利益を出す取引手法は効率が悪いと言われています。

その理由は後述のデイトレとも共通するので、先にデイトレの説明をします。

 

デイトレとは?

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デイトレとは、デイトレードの略です。

スキャルピングと、デイトレは結局のところ似たようなものなのですが、
あえて違いをあげるのであれば、「スキャルピングでの取引が1回あたり1,2銭の利幅で、数分単位で行うもの」に対して、「デイトレでの取引は1回あたり5~20銭程度の利幅で、数時間単位で行うもの」というくらいの違いしかありません。

簡単に説明するならば、「デイトレとは1日でトレードを完結させる取引手法」ということです。

 

なぜ、スキャルピングやデイトレが非効率だと言われるのか?

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スキャルピングで1銭ずつ利益を積み重ねることを考えましょう。

1銭の利益が出るということは、スプレッドのどんなに低いところでも0.3銭ほどは取られるので、「合計で1.3銭有利な方にレートが動いた。」と考えられます。

この方法で1円分の利益を出せたということは、1円=100銭なので、30銭のスプレッド(手数料)も負担していることになります。

利益の1円とスプレッド分の30銭の合計1円30銭も有利な方にレートが動いたということは凄いことなのですが・・。

これを1回の取引で行っていたら、「1円30銭も有利な方にレートが動き、スプレッド3銭を差し引いて、1円27銭分の利益が出せる」ということですよね。

こう考えると、スキャルピング特有の細かく何度も取引をしている分、スプレッド(手数料)も確実に積みあがっていくことがお分かり頂けるかと思います。

つまり、スキャルピングだから、デイトレだから利益が出せない、ということはありませんが、少なくともスプレッド(手数料)をどれだけ負担しているかという視点からでは明らかに不利だということです。

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