年金のもう一つの真実
- GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)ってなに?
- メディアで報じられない真実
- 年金の隠された真実
今回のコラムは年金問題についてです。
日本の問題は?と聞かれたら、一番に年金問題が出てくると言っても過言ではないです。
年金に対して、
「将来は貰えなくなるのではないか」
「払い続けても意味がないのではないか」
といったネガティブなイメージがあるかと思います。
実はこの年金が運用されているということを知っていますか?
そして年金を運用しているのが、GPIFという独立行政法人です。
GPIFは一体どんなことをしているのか、運用成績はどうなのかを含め、わかりやすくお話していきます。
GPIFってなに?
GPIFとは、年金積立金管理運用独立行政法人(Government Pension Investment Fund)の略称です。
舌を噛みそうな名前のGPIFを簡単に説明すると、毎月払っている年金を運用している組織です。
私達が毎月支払っている厚生年金または国民年金は、GPIFによって管理・運用されています。
ポートフォリオ(運用資産の構成)は、以下のようになっています。
国内債券35%、国内株式25%、外国債券15%、外国株式25%という構成になっています。
GPIFの方針は、
「安全かつ効率的な運用」を行う観点から、以下のとおり複数の資産を組み合わせて運用を行うこととしています。
しかし、GPIFは2015年に、5.3兆円の損失を出してしまいました。
私達が毎月支払い、将来受け取れるはずの年金が、5.3兆円も消えてくなくなってしまったのです。
あなたは、これを聞いてどう思いましたか?
「とんでもないことをやらかしてくれたな」「資産運用は危ない」
といった危機感を覚え、GPIFやその上にいる政府に批判的になります。では、次の事実を聞いたらどう思うでしょうか。
メディアでは報じられない真実
2015年に5.3兆億円の損失を出したのは事実です。
ですが、下の図を御覧ください。これもまた事実です。
確かに、2015年には5.3兆円の損失を出しましたが、2001年から2015年までの運用成績は、45.4兆円の利益なんです。
つまり、利益5.7兆円が45.4兆円になってしまった、ということを、多くのメディアは「年金5.3兆円の損失」という報じ方をしたわけです。
これが意図的なのかどうかは別として、ミスリードが起こるのは間違いありません。
こうなってくると、新聞やテレビなどのマスメディアの情報を鵜呑みにできないですよね。
現在の運用状況
2015年の損失は回収し、現在ではそれを大きく上回る収益を実現しています。だからといって、年金は安泰だ、というわけではありません。
年金問題の本質は運用による損失ではなく、年金システムですので、運用成績が良好だからといって根本的解決にはなり得ないのは言うまでもありません。
どうやって学ぶべき?
お金の勉強というと、セミナーや教材などをイメージする人が多いかもしれませんが、最も効率的なものは、実践してみるということです。
机に向かうよりも、FXで一回エントリーしてみるほうが、学びは大きいと思います。
経済学者がFXや投資で稼げないのと同じです。理論通りにならないことの方が圧倒的に多いのです。
例えば、車の免許の試験で満点をとったけど、運転をしたことない人。車の免許は持ってないけど、10年無事故の人。どちらが安心して運転を任せられるでしょうか。
どちらが正しいかという話ではなく、知識だけでは運転ができないのと同じように、FXも知識だけでは勝てないのです。
FXも同じです。知識はあるけどやったことがない人と、知識はないけどやったことある人での違いは存在します。
まずは、始めてみる!というのは非常に成長スピードも早く、成果に繋がりやすいと言えます。
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